伝えれた想い
私の部屋に、朝日が射して、朝だとゆう事を告げる・・・。
そして、私の愛しい貴方を見つける。
「あっ・・・斉藤さん、おはようございます」
『あぁ、・・・おはよう』
何故だろう?斉藤さんの頬が少し赤く感じる・・・朝日のせいなのかな?
「今日もお仕事、頑張って下さいね」
『・・・・・・っ・・・・・・あぁ・・・・・』
「? 斉藤さん?具合が悪いんですか?
『そんなことはない』
「でもっ!!・・・・わっ」
斉藤さんの、熱帯びた身体が、私自身の身体にくっつく・・・・
「さ・・・斉藤さん?!」
『わっ、悪い!!』
さっき、斉藤さんの頬が赤く感じたのって・・・・
私は斉藤さんの額に手をのせた。
「わっ!こんなに熱があるのに仕事に行くんですか?!早く寝ないと!!」
斉藤さんの部屋は・・・あんな所まで斉藤さんを運べないな・・・
一番・・・近い部屋は・・・・
ガラッ
さっき直したばかりの私の布団を敷いて斉藤さんを寝かせた。
『ハァ・・・っぁ・・・・』
「・・・--ちょっと待ってて下さいね!」
「此処に氷まくらとかあるかな?」
『・・・・・ぁ・・・・ハァ・・・ハァ』
「斉藤さん!具合どうですか?氷水と布持ってきました、氷まくら無かったんで・・・。」
『あぁ・・・・悪いな・・・でも、土方さんに・・・』
「あっ、土方さんには言っときましたよ、
伝言を預かってますよ、『お前は頑張りすぎなんだよ!!ちょっとは休め!!』って」
『そうか・・・・』
斉藤さんが少し笑ったように見えた。
「ちょっと、冷たいですよ。」
そう言って、氷水に濡らした布を斉藤さんの額に置いた。
『・・・・・・っっ・・・・・・・』
「斉藤さん?何か食べれますか?」
『あぁ、少しなら・・・・』
「ハイ、分かりました、今、お粥か何か持ってきますね」
『すまない・・・』
私は廊下を早歩きで通る。
斉藤さんのあんな姿初めて見た・・・よ
「お粥とお薬持ってきましたよ、起きれますか?」
『あぁ』
私は、持ってきた器にお粥を入れる。
カチャ
「自分で食べれますか?」
『食べれる・・・』
お粥を入れた器を斉藤さんに手渡しする。
ガシャン!!
『「あっ」』
「斉藤さん!!大丈夫ですか??」
『大丈夫だ、しかし・・・器が・・・』
「大丈夫です、布団も汚れてないし、器・・・持ってきますね。」
『・・・・すまない!!』
短い沈黙が流れた。
「ハイ、斉藤さん、口を開けてください!」
『っっ!!
!!』
「私こうゆうの夢だったんですよ!!」
少し経って、斉藤さんが言葉を放った。
『俺・・・は、・・・・あっ・・・熱いものが苦手だ・・・・だから・・・』
「ふふっ、分かりました。」
私がフーフーと息を吹きかけてお粥を冷ましている横で、斉藤さんは、恥ずかしそうにそっぽを向く。
「斉藤さん、ハイ、どうぞ」
斉藤さんは恥ずかしそうにパクと私の差し出したお粥を口にした。
『うまい』
「そうですか?良かったぁ」
斉藤さんは、薬を飲んで、布団に身体を休めた。
私は、斉藤さんの額に手をのせた。
「・・・大分、熱は下がってますね、良かった」
『
、今日はすまなかった・・・それと・・・・ありがとう』
「大丈夫ですよ」
『俺は・・・さっきからすごく鼓動が速い・・・気になる部屋、
の香りがする布団
さらに速くなる・・・きっと・・・きっと・・・・俺はお前・・・・
の事が好きなんだと思う』
「えっ?」
『
が好きだ・・・』
「私も・・・」
『えっ?』
「私も・・・好き・・・・です」
『本当か?・・・ハァ、もっと早く言っとけば良かった・・・』
「でも・・・両想いですね・・・」
『あぁ・・・』
「私・・・すごく嬉しいです、ずっとお傍に居させて下さい・・・」
『あぁ、もちろんだ・・・俺を頼む』